はんだ整骨院のBlog

とある患者さんのお話し。

こんにちは。

はんだ整骨院・姿勢整体院の半田です。

 

とある患者さんのお話です。

 

高齢の女性の患者さんが腰が痛くて左の脚が痺れるという症状で来院されました。

とある整形外科で腰椎ヘルニアと診断され、「すぐにでも手術をしないと!」と言われたそうです。

 

どうしても手術をしたくないその方は、藁にも縋る思いで当院に来院されました。

 

実際にお話を伺い、検査をしてみると

手術をしなくても改善できそうな状態でした。

 

腰の負担を増大する「悪い姿勢」を改善することで、

①腰部への負担を減らし、進行を食い止めることができる。

②神経にヘルニア部分が触れにくくなるため、痛み・痺れを改善できる。

③その姿勢を維持できるようになることで、再発も防げる。

以上のことを説明し、ご納得いただきました。

※細かく言うと、検査でいろいろな問題が見つかったので、それらについても改善できることなどを説明しました。

 

ただし、施術に必要な期間は、状態を考慮し6ヵ月必要であることもご納得いただきました。

 

経過としては、シビレや痛みは施術を続けて2か月目でかなり軽減し、3か月目には消失しました。

 

ここからが本題です。

 

このシビレ、痛みが無くなった時期にちょうど引っ越しをしなければならないということで

忙しくて通院できなくなとるかもしれないいうことでした。

 

シビレや痛みは消えましたが、正しい姿勢をしっかり体に定着させるためにはあと3ヶ月通院が必要です。

 

気ぜわしい気持ちは非常に理解できます。

しかし途中で施術をやめてしまうことにはいろいろなリスクが伴います。

その説明もしっかりさせていただきました。

 

シビレや痛みって忘れちゃうんですよね。

加えて、シビレや痛みなどの自覚症状が無くなると

「治った!」って思いがちです。

シビレや痛みは、体に起きている問題の中のほんの一部でしかありません。

 

この患者さんは、通院を中断されてしまいました。

 

しかし、案の定、再発しました。

最初に来院された時と同じ状態です。

施術機関は6ヵ月。一からやり直しです。

結局忙しい時に動けない、作業ができないという結果になってしまいました。

 

 

今回のことから考えないといけないのは、

施術者側の「伝え方」だと思います。

 

患者さんが、「これくらいで大丈夫だろう。」と判断してしまうのは

施術者が必要なことをちゃんと伝えきれていないことだと思います。

 

私も日頃から練習はしているのですが、毎回反省すべきところがたくさんあります。

 

業界の先生とお話しすることがあるのですが、

患者さんに関する愚痴を耳にすることがあります。

 

「ちゃんと通院するように言っても通院してくれない。」

 

これは、患者さんが悪いのではなく、施術者側に問題があります。

通院の重要性をきちんと伝えられていなかったり、

具体的にどのくらい通院が必要なのかを言っていなかったり、

伝え方によっては患者さん側の受け取り方と施術者側の考え方にずれが起きてしまい、

結果的に患者さんにしっかり改善してもらうことができないという

患者さんの不利益となります。

 

他の施術者の皆さんも、お気を付けください。

 

ということで、前述の患者さんについては、また責任をもって施術させていただきます!

 

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