いろいろやる前に(4)不妊治療

こんにちは。
はんだ整骨院・姿勢整体院の半田です。

少し空いてしまいましたが、
「いろいろやる前に」シリーズの4回目を書いていきたいと思います。

今回は、かなりデリケートなテーマになってしまいますが、
「不妊治療をいろいろやる前に」という内容です。

近年、晩婚化や晩産化が進んでおり、
不妊に悩むご夫婦が多くなっています。

「妊活」という言葉もよく耳にします。
それだけお悩みの方が増えているということもあるでしょうし、
この情報化社会の中で、同じ悩みを抱えている方達が
その情報を共有していく中で生まれた言葉なのかなぁと思います。

まず、不妊の原因について。

最近では、不妊の原因は男女どちらにもあり、、
女性に原因がある場合:41%
男性に原因がある場合:24%
男女ともに原因がある場合:24%
不明:11%
となっています。

実に48%。約半数で男性にも原因があると言われています。
なので、男性にもしっかり読んで頂きたいと思います。

通常に性交が行われていて、
器質的な異常(いわゆる奇形など)がない場合の原因として多いのは、
男性の場合、造精機能障害、
女性の場合、子宮内膜症 が挙げられます。


まず、男性の造精機能障害は、精子をつくり出す機能自体に問題があり、精子をうまくつくれない状態です。
精子の数が少なかったり、全く作られない状態であったり
数は正常だけれども、運動性が少ない精子しか作られなかったりします。

女性の子宮内膜症については、後ほど書きます。


さて、不妊について産婦人科などで相談すると、
まずは、タイミング法、次に排卵を誘発する、
人工授精、体外受精、顕微授精という風に段階的に進んでいきます。

治療によって受精に成功しても
妊娠状態を保てなくて
つらい思いをされることも多くあります。

排卵を誘発したり、人工授精や体外受精を行うことで、
受精する確率は上がります。
言い方は悪いですが、無理やり受精させている状態です。

問題なのは、受精し、着床した後です。
赤ちゃんは体の中で10ヶ月以上かけて成長していきます。

その期間、お母さんの体の中にいないといけないのです。
それを維持することができなければいけません。

では、なぜ、「妊娠状態を保てないのか?」ということです。


まずは、女性の不妊の原因としてあげられている「子宮内膜症」について知らなければいけません。

子宮内膜症とは、簡単にいうと、
妊娠した際に赤ちゃんが着床し、ベッドとなるのが
子宮内にできる「子宮内膜」です。
これが、子宮以外の本来ならできない場所(卵管や卵巣周り)などに
出来てしまうことです。

子宮内膜はホルモンの働きによって作られ、
着床に備えます。
着床が無かった場合、剥がれ落ちて
生理の時期に、血液となって排出されます。

剥がれ落ちるのもホルモンの働きによるものです。

つまり、子宮内膜症になってしまっている方は、
生殖器に対して、ホルモンが正常に作用していないと考えられます。

本来、ホルモンが作用するはずがない所に作用してしまい、
異常な場所に内膜ができてしまうのです。

この内膜からは「プロスタグランジン」というホルモンが分泌され
子宮を収縮させることで経血を排出する役割があるのですが、

内膜が多く残っていると、プロスタグランジンが大量に分泌され
子宮を過度に収縮させることで生理痛が起きます。

かなりまとまらない文章になってしまいましたが、

生殖器に対するホルモンの作用がおかしいということは、
自律神経がうまく体を調節できていないということになります。

自律神経は姿勢が歪むことでその働きが乱れます。

実は、当院で生理痛を訴えられる女性は、必ず、姿勢に歪みがあります。
歪みを改善することで、生理痛はほぼ100%改善できます。
※当院に来院された方の場合は、現在のところ100%改善していますが、
 他の原因があることもあるため、まずは医師の検査を受けましょう。

そして生理痛が改善するということは、
生殖器がほぼ正常に働いていると言っても過言ではありません。



ここまで書いてきましたが、
当院で「不妊でお悩みの方も妊娠ができます!」ということでは決してありません。

当院の施術で、体内の環境を整えることができるということです。

そして、これは、男性の造精子機能障害でも全く同じことが言えます。

男性と女性では生殖器の構造、役割が当然違いますが、
その働きが正常に行かないことで、それぞれ違った障害が起きます。

女性の場合は子宮内膜症による生理痛、不妊となりますが、
男性の場合は、生殖機能がうまく働かないことで
精子が作られず、造精機能障害になると考えられます。

ただ、生理痛のような自覚症状はないため、
男性の意識、社会の意識が低いのが現状です。

もし、病院で検査したけど、原因がはっきりしない、
あるいは、ここで述べたことを理由に挙げられた方、
まずは、一度検査をして、
姿勢の歪みが無いかをチェックしてみてはいかがでしょうか?


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