「腰痛」のイメージ

こんにちは。
はんだ整骨院・姿勢整体院の半田です。

腰痛、特にぎっくり腰の治療のイメージってどんなものですか?

いろんな方と話をしていて感じるのは、
「バキッとやれば一発で治る!」
と思っている方が多い!ということ。
口には出さなくても分かります(笑)

ぎっくり腰のイメージ自体が、
何かの拍子に「背骨がずれる」というイメージをお持ちなんですね。

そのずれてしまった骨を「バキッ」とやって元の位置に戻せばオッケーだと思われている方が多いようです。
で、「腰痛」であれば、それで治る、というイメージなんですね。


ですが、そもそも!背骨がずれるなんてことは、基本的には起きません。
例外として「腰椎すべり症」というものがありますが、
これは、腰椎(腰の骨)が疲労骨折を起こした結果として起きるものです。



では、ぎっくり腰とは、どういう状態なのかということですが、
腰を支えている「筋肉」を傷めることがほとんどです。

私たちの業界では、
ぎっくり腰は、外傷であり、急性疾患。
いわゆる「ケガ」として扱われることが多くあります。
そうやって、何とか健康保険を使える条件に当てはめようとします。

ですが、実際のところ、ぎっくり腰は、
「慢性疾患の急性症状」です。
慢性的に腰痛をお持ちの方が何らかの原因で急激な痛みを感じる状態ですね。

何らかの原因で、腰に長年負担がかかり続け、
(当院に来院される患者さんのほとんどは「姿勢の歪み」が原因ですが。)
腰の筋肉を傷めてしまいます。
これにより、筋肉がガチガチに硬くなります。

筋肉が硬くなることで、血流が悪くなり
十分な栄養や酸素などが筋肉に届けにくくなったり、
老廃物や痛み物質を流しにくくなり
痛みを感じるようになります。

このような地盤があったうえで!
大きな負荷が一気にかかったり、
そんなに大きくはなくても、予想を超える負荷がかかった場合に
ぎっくり腰が起きます。


まず、負荷がかかった部分の筋繊維が切れます。
すると、その周囲の筋肉が
筋性防御と言って、自ら硬くなって切れた部分を
固定するかのような働きをします。
これ以上悪化しないように守ろうとするんですね。

そして、動かないほうがいいよ!という警告を
「痛み」という形で皆さんに伝えるんです。

実際には、痛めた部分の直接の痛みよりも
「警告の意味での痛み」の方が強いと考えられます。



皆さんが良くイメージするような、一発で痛みが取れるような腰痛は、
警告が非常に強く出たせいで動けなくなったものの、
実際の損傷は小さく、それに気づいた脳が、
「な~んだ。大丈夫じゃん」ということで
警告を取り消した、という流れが考えられます。

だから、もしかしたら、筋肉の損傷自体なくても、
身体がびっくりして痛みを感じさせた、ということもあるかもしれません。

ただ、多くの場合は、実際に筋肉の損傷を伴うので
施術をしても、痛みが残ることは多々あります。

当院の場合は、
患部への負担を限りなく減らすことを考えて施術を行います。

患部の負担が減ることで、
人間が本来持っている回復力が最大限発揮され、
筋肉の損傷も最速で修復されます。

そして、本当に改善すべきは、
筋肉の損傷を起こすに至った根本的な原因です。

この原因を改善しない限り
腰痛は繰り返されます。

一発で痛みが取れた!
というのは喜ばしいことですが、
そこで安心せずに、もう一歩先を見て
二度と痛みに苦しめられないように
再発しない体づくりを目指しましょう!


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