朝起きたら腰が痛い!
こんにちは。
はんだ整骨院・姿勢整体院の半田です。
朝起きたときに腰痛を感じる方は多いのではないでしょうか?
腰回りが固まって動きにくさを感じるようなこともあると思います。
なぜ、朝起きてすぐは腰回りが硬くなってしまうのでしょうか。
人間は体を動かすためのエネルギーや酸素を血液を使って体中に送ります。
しかし、寝ている間はエネルギーはそんなに使いませんよね?
だから、心臓が体に送る血液の量を減らします。
エコ運転です。
ただ、このとき酸素が体に送られる量も減ってしまいます。
酸素には、筋肉を緩める働きがあります。
腰回りが正常な状態であれば、寝てる間に減ってしまう程度のことではなんてことないのですが、
すでに腰痛がある人や姿勢が歪んでいる人は腰回りの筋肉に強い緊張があります。
そのような状態だと寝ている間に減ってしまった血流では、筋肉を十分柔らかい状態に保つことができません。
なので、寝ている間にだんだんと筋肉が硬くなっていき、明け方や起きるときに腰回りがガチガチになり
痛みを感じたり動きづらさを感じることになります。
【予防するにはどうしたらいいのか】
①寝る前のストレッチ
就寝前にしっかり全身のストレッチを行い、少なくなる血流でもできるだけ血流が悪くならないようにしましょう。
②寝具を自分に合ったものにする
最近では、高反発や低反発といったいろいろなマットレスや質の高い睡眠を意識した寝具がたくさんあります。
ただ、これが自分の体、状態とあっておらずしっかりと休息が取れないとせっかくの睡眠も無駄になってしまいます。
気持ちよく眠れる寝具を見つけましょう。
③目が覚めてもすぐには立ち上がらない。
朝目が覚めたら、まず、腰回りを少しずつ動かして血流を良くして立ち上がりましょう。
やり方ですが、
1、あおむけで膝を立てます。膝を左右に揺らします。徐々に倒す角度を強くしていき、最終的には真横に倒せるくらいまで動かしましょう。
2、あおむけで膝を立てます。片足ずつ交互に膝を胸に近づけます。これを繰り返し行いましょう。
3、あおむけで膝を立てます。両膝同時に胸に近づけます。ぐっと抱きかかえるように引き寄せたら、下ろします。これを繰り返しましょう。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、きっちりやる必要はありません!
腰回りをしっかり動かしてあげましょう。