正しい歩き方について①(①〜③を予定しています!)

こんにちは。

はんだ整骨院・姿勢整体院の半田です。

 

今日は正しい「歩き方」についてお話しします。

 

正しい歩き方が自然とできるようになれば

二の腕お尻が引き締まったり

腰痛や肩こりの原因となる「姿勢の歪み」が起きにくくなるなどの

たくさんのメリットがありますので、ぜひ覚えてください。

そして、日頃から意識して行うように心がけてください。

 

まず大事なのは「大股」で歩く!

要するに大きな歩幅で歩いていただきたいんですが、

この「歩幅を大きくする」時に注意点があります。

この点を抑えておかないと、かえっておかしなことになり兼ねませんので

注意してお読みください。

 

まずは、歩幅を大きくするとなると最初に足の動きを変えると思うのですが、

この時、多くの人は足を「前に」大きく出そうします。

 

歩幅を出す際に大事なのは、前に大きく足を出すのではなく

支えている方の足を後ろに蹴り出すようにして歩幅を大きくしてください。

 

はっきり言ってわかりにくいと思いますので

やり方から解説していきます。

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【正しい歩き方(足の使い方)の解説】

まずは、片足で立ってください。

浮いている方の足を

写真のようにして数回、後ろに軽く蹴り上げてください。

この蹴り上げる感じで

足をついた時に後ろに蹴り出して下さい。

そうすると自然と体が前に運ばれて歩幅が広がります。

写真のように体と足の角度ができるだけ大きい方が良いです。

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この歩き方をするのに重要なのは、「お尻を使うこと」です。

 

お尻の筋肉はヒジョーーーーーに重要な筋肉です。

お年寄りがだんだんと歩けなくなるのは

お尻の筋肉をうまく使えないまま長年過ごすことで

だんだん弱く小さくなっていき、

股関節を支えられなくなって

立位を保持するのが非常に難しくなります。

 

そうなると自然と歩幅が狭くなって

さらにお尻の筋肉を使わなくなるという

最悪の悪循環に陥ります。

【歩幅が狭い】→【お尻の筋肉を使わない】→【筋肉が落ちる】

→【体を支えられなくなる】→【歩幅が狭くなる】→【筋肉が落ちる】

と言った感じです。

 

一般の方は高齢者のお尻を観察することはほとんどないと思いますが

来院される高齢者のほとんどがお尻の肉が「削げ落ちて」います。

もっというと「えぐれている」と言った感じです。

言い方が悪いかも知れませんが、

それくらいお尻の筋肉が弱く、小さくなっているということです。

 

そうなってしまうと、正しい姿勢を保てるはずもありません。

 

将来、手遅れになってしまう前に

今のうちから正しい歩き方を身につけましょう!

 

ということで、

正しい歩き方の注意点はあと二つあるのですが、

順番に解説していきたいと思います。