奥さんに感謝しましょう。
こんにちは。
はんだ整骨院・姿勢整体院の半田です。
今日は、妊娠~出産の時期に起こる不調について。
赤ちゃんを殷賑・出産するということは、女性にとって幸せで楽しみなことではありますが、
一方でつらく、非常に危険を伴うことでもあります。
医療技術が進んだと言え、出産は命がけなのです。
私は男性なので、実体験としては共感するという意味では少し説得力に欠けるかと思いますが
奥さんに現れた症状などと照らし合わせて書かせていただきます。
【つわり】
まずは妊娠のサインとも言われる「つわり」ですね。
乗り物酔いに似ていると言われます。
乗り物酔いは私も経験がありますが、あの状態が個人差はあるでしょうが、4週から15週くらいまで続くと言われます。
私は小さい時によく車酔いする方でしたし、
成人してからは、釣り船での海釣りに連れて行ってもらったことがありますが
案の定、がっつり船酔いしました。
あの数時間でも、もう死ぬかと思ったのに、それが約9週間続くなんて考えたら地獄です。
【思うように動けない】
少しずつお腹が大きくなるにつれて、単純に動きづらくなるでしょうし、
お腹を気遣って激しい動きはできなくなるでしょう。
自分の思うように動けないということは、想像以上のストレスです。
寝るときにも、お腹が大きくなると仰向けやうつ伏せでは寝れません。
だからゆっくり体を休ませることも難しくなります。
【さまざまな体調不良】
妊娠しお腹が大きくなるにつれてだんだんと姿勢が正常な状態ではなくなります。
物理的に腰や肩に負担がかかるようになり腰痛や肩こりが起きます。
姿勢が悪くなると自律神経にも悪影響が出てきます。
便秘やむくみと言った症状は自律神経の影響と考えられます。
妊娠している間中、腰痛や肩こりに悩まされます。
急場をしのぐことはできるかもしれませんが、
根本的な改善は不可能なので痛みは繰り返されます。
そして出産を迎えるわけですが、
言わずもがな、出産で大きなダメージを受けます。
陣痛に何時間も、あるいは丸一日、あるいはもっと耐えなければいけませんし
赤ちゃんを胎内から生み出すのに要するパワーは、我々では想像もできません。
また、外陰部が裂けて歩くこともままならない人も少なくありません。
私の奥さんは出産に立ち会って頂いた看護師さんが怖かったらしく(笑)
看護師さんの言うことをしっかり聞いたお陰で
外陰部が裂けることもなく、次の日から歩けていました。
だからと言ってダメージが無いわけではありません。
産後はしばらく休養が必要です。
ですが、しばらく体が回復することは難しい時期が続きます。
3時間ごとに授乳し、
その間も何度となくおむつの交換をする。
赤ちゃんが寝ない限り自分は寝ることもできません。
トイレにすら自分のタイミングでは行けません。
十分な休養が摂れないんです
当然免疫力が落ちます。
私の奥さんは産後半年で5回も高熱を出してしまいました。
そして抜け毛もひどかった。
しょっちゅう排水溝を掃除していました。
ホルモンバランスの乱れやストレスなどが原因とされています。
その後も夜泣きが始まったりするとまた寝不足になってストレスや体調不良は継続していきます。
男性のみなさん、いかがですか?
育児や家事を分担している方も多いと思いますが、
それでも、女性にかかる子育ての負担というのはヒジョーーーに大きいものです。
そんなツラく、危険な思いをして赤ちゃんを産んでくれる女性に感謝しましょう!