お風呂について ②正しい入浴法

こんにちは。
はんだ整骨院・姿勢整体院の半田です。
 
 
前回は入浴することのメリットをお伝えしましたが、
今回は正しい入浴法、注意点について書いていきたいと思います。
では早速ですが、お風呂の効果を最大限引き出す入浴法とはどのようなものなのか、見ていきましょう!
 
 
 
【顔が汗ばんで来たら、湯船を上がるサイン!】 
湯船に入って顔が汗ばんできたら、体が十分に温まったサインです。
40℃前後の湯ならば10〜15分42℃の湯なら10分以内
それ以上頑張ろうとすると、体に負担をかけてしまうことも。
汗ばんだタイミングで、お風呂を上がるか、体を洗うなどしてクールダウンしましょう。
 
 
【肩まで浸かる全身欲で元気回復!】
温熱効果や静水圧作業を期待するなら、肩までしっかり湯に浸かりましょう。
ただし、急に湯船に入らず、十分なかけ湯で体を慣らしてから入浴しましょう。
(全身浴は胸に水圧がかかるため、心臓や呼吸器の疾患がある方は主治医に相談してください)
 
 
【お風呂上がりのビールは危険! 】
入浴で失われる水分は約800ml!
水やイオン飲料などでしっかり水分をとってから入浴しましょう。
ちなみにお風呂上がりのビールの一気飲みは危険‼!
ビールには利尿効果があるため、水分補給どころか脱水を引き起こしてしまうことも。
お風呂上がりのビールを飲むなら、水やイオン飲料と一緒にとりましょう。
入浴前に水分を取っておくことも忘れないようにしましょう。
【風邪気味の時は入浴で免疫力アップ!】

38℃以下の熱で体調がさほど悪化していなければ、40℃前後のお風呂で回復が早まる効果があります。

体内温度が上がることで免疫機能が上がり、

蒸気が鼻や喉の粘膜についたウイルスを弱らせ、症状を緩和します。

 

日本はお風呂大国。入浴の歴史は長く、約6000年前の縄文時代の遺跡に温泉を利用していた痕跡が残されています。

また、奈良時代には銭湯の起源が見られ、近世には江戸を中心に銭湯が爆発的に増えました。

戦後、お風呂が各家庭に普及したことで、私たちはますますお風呂のめぐみにあずかることができるようになりました。

引き継がれてきた健康習慣を大切に、これからも自分の体調に合わせて上手に活用していきたいですね。